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SEO対策を意識した記事が書けるライターはそれだけで稼げる

SEO

記事制作会社に記事を発注する目的の多くは、自然検索での流入を期待するものです。「カードローン比較」「不動産投資 メリット・デメリット」「NISA おすすめ証券会社」といったテーマで高単価の記事が発注されているのを目にした人も多いはずです。こうしたキーワードは検索数が多く、上位表示ができると流入を生みやすいのです。しかも、申し込みサイトやセミナーなどへの誘導口としての有用性が高く、収益を生みやすい特徴があります。

アフィリエイターではない限り、ライターが検索順位を気にする必要はありません。しかし、ライターがSEOの知識を持っているとクライアントとの意思疎通がとりやすく、繰り返し依頼が入るケースが多いです。

SEOは抑えるべきポイントがあります。頭に入れておいて損はありません。

競合ページを調べて傾向をつかみ取ろう

検索順位とは、Googleなどの検索エンジンでキーワードを検索したときの表示順位のことをいいます。ランキングする際にGoogleが気にしているのは、ユーザーが求めている内容をきちんと表示できているかどうかです。

SEOというと、テクニカルな話に引っ張られがちです。しかし、ユーザーの検索意図を汲みとって、正しく記事に落とすことが基本なのです。「どうすれば上位表示できるか知りたい」という人をよく見かけますが、答えは誰も持っていません。Googleは絶対評価ではなく、相対評価をしているからです。相対評価。ここがポイントです。狙っているキーワードですでに検索上位を獲得している記事が、ユーザーが求めているものに近いということです。

1ページ目に表示されているすべてに目を通す必要はありませんが、3位くらいまでを見て傾向をつかむと良いでしょう。競合となるページと同じ構成にするのではなく、狙っているキーワードで読者が求めている要素を抽出するようにします。

読みやすさを重視した構成にする

記事はリードから始まり、本文へとつなげます。本文は小見出しをつけて300~500文字くらいで区切ると読みやすくなります。これはGoogle対策というよりも、読みやすさを前提としていることを忘れないでください。本文がむやみやたらに長いと読者が離れてしまいます。

内容にもよりますが、リードはこの記事が何の記事なのかを伝えると良いです。必要であれば、目次も入れます。こうすることで、読者は記事の概要と章立てを短時間で理解することができるのです。

また、本文に入れる小見出しが内容とずれないように注意してください。書いているうちに最初につけた見出しと合わなくなるのはよくあることです。文章を一区切りしたら、小見出しを読むよう癖をつけるとスムーズです。

そして、最後には簡単なまとめを入れましょう。

使ったデータの出どころは必ず明記する

Googleが最も恐れているのは、偽の情報をユーザーに与えてしまうことです。常に正しい情報を表示することに力を注いでいます。特に新型コロナウイルス以降、生活に直結する医療や金融に関する記事やメディアは頻繁に順位が変動するようになりました。信ぴょう性の高い情報を提供できているのか、Googleがチェックをしているものと考えられます。信頼度の高い記事を書くことで、高評価が得られます。

記事の中でデータなどを参考にすることがあると思います。その場合は、出典を明記するようにしましょう。編集方針にもよりますが、リンクも一緒に入れることがベストです。データは2次情報ではなく、1次情報を使います。例えば、東京都のコロナウイルスの感染者数を伝える場合、新聞よりも新型コロナウイルス感染症対策サイトのデータの方が信ぴょう性は高くなります。

まとめ

SEO記事での注意点は他にもたくさんあります。しかし、こうした初歩的なポイントを抑えるだけでも内容は格段に良くなります。また、クライアントとのコミュニケーションも円滑になります。かつてSEO記事は内容の薄いものが多かったですが、今は生活に有用で質の高いものが多くなりました。

メディアを持て余している企業は多く、SEO記事の需要は多いです。知識を持って稼げるライターになりましょう。

編集部

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