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記事制作代行のリサーチに必要なこと、大事なこと

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記事を作るためには、まずテーマに沿った情報を収集する必要があります。新聞記者や雑誌記者が「ネタ集め」と呼ぶ作業です。Web記事の作成ではインターネットを使ってリサーチをするケースが多いでしょう。そこで今回はネットでのリサーチを中心にその方法やコツ、注意すべきポイントを紹介します。また、ネットだけでは調べきれない場合の対処法もお教えします。

信頼できる情報源を選ぶ

ネットでのリサーチでは信頼できる情報源とそれ以外の情報源を見極めることがとても大切です。

信頼できる情報源として挙げられるのは官公庁などの公的機関が公開している資料、民間の調査機関・リサーチ会社の資料、メーカーなど企業の製品紹介ページ、新聞社のニュース記事などです。

ただ、書こうとする原稿の内容によっては、こうした資料や記事が参考にできないこともよくあります。その場合は同じワードで検索して表示されるWebサイトの内容をなるべく多く参照し、見比べながら信頼できるかどうかを判断することになります。

Googleで検索して上位に表示されるサイトは「専門性・権威性・信頼性」があるページとされています。しかしそのことに頼るのではなく、自分自身でもしっかりと内容を吟味してください。疑問点についてさらに調べるなどすれば、ある程度、情報の信頼性・信憑性が見えてくるはずです。

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さまざまな方法を駆使して調べてみる

たとえば「AI(人工知能)」についてリサーチするとします。解説記事を読むと記事中に「機械学習」や「ディープラーニング」といった関連用語が出てくるはずです。そこでそれらの用語についても調べると、AIについてさらに理解が深まります。いわゆる芋づる式ですが、詳しくないことについて情報を得たいとき、まずやるべきオーソドックスな調べ方です。

あるいは「中古マンションの選び方」についてリサーチするとします。ノウハウ記事を一通り読んだらユーザーの体験談や口コミも調べてみましょう。質問サイトや掲示板、SNSの書き込みも情報源です。信頼性の高い情報ではないかもしれませんが、ユーザーの実感や温度を感じ取ることができます。ペルソナ(仮想読者)に届く原稿を書くために役立つでしょう。

ほかにも複数の検索エンジンを利用すると別の結果が得られたり、画像検索すると思わぬ情報が得られたり、ネットだけでもさまざまなリサーチ方法があります。

ネット以外の情報ソースも活用

ネットで調べてもあまりページがヒットせず、欲しい情報が得られないケースもあります。その場合は書籍や新聞・雑誌を調べると役に立つ記事を見つけられるかもしれません。

企業やお店、専門家などに直接聞く方法も有効です。その場合、正式な取材を申し込むのが望ましい形ですが、電話やメールで問い合わせてみてもある程度のことは答えてもらえる可能性があります。

今は大抵のことはネットで調べればわかる時代です。しかし、だからこそ多くの記事が同じ情報をもとにして書かれています。いわば情報や知識の使い回しが行われています。

そこで取材や問い合わせというリサーチ方法も加えれば、もっと信頼性が高く、もっと新しい情報に基づく原稿が書けるようになります。結果、ほかと差別化された、より質の高い記事を作成できるでしょう。

まとめ

原稿を書くためのリサーチに必要なのは、信頼性の高い情報を見極める能力です。また、ピンポイントの情報だけではなく、関連した情報やバックグランドとなる知識を得たり、通常とは異なる角度からの情報に目を通したりすることも大切です。

加えて取材などでナマの情報も得ることができれば、オリジナリティの高い記事を作れるでしょう。ある記事を作るために自分で集めた情報は、次に同じような原稿を書くときにも必ず役立ちます。

 

編集部

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